かつてのマーケティングコミュニケーションの領域は、「使っているおカネの半分は無駄とわかっているが、どの半分が無駄なのかわからない」などと揶揄されていました。しかしさまざまなアドテクの登場によってその姿は大きく変わり、現在では効果を生み出すお金の使い方は「見える化」されています。そしてそんなデジタルマーケティング領域に引っ張られる形で、テレビなどのマスメディア領域もデジタルを活用した効果測定ができるように変化してきています。
翻って広報/PR領域を見渡してみると、いまだに30年前となんら変わらない「広告費換算」という効果測定方法が用いられ続けています。そしてその活動自体も、ワープロソフトでプレスリリースを書き、表計算ソフトでメディアリストを管理し、電話やファックスでメディアの皆さんにアプローチするという平成初期から何も変化しない風景が広がっています。
私の目には、それはまるでデジタルという黒船によって開国させられた日本のマーケティングコミュニケーション界隈において、PRだけが鎖国を続けているように映りました。そしてこのままでは広報の未来はない、という思いを強く持ちました。
我々は、そんな広報の未来を輝かしいものにするために必要なことは「データ化」だと考えました。これまでの広報活動では数値化できなかったものが、デジタルにより見える化することで、広報担当者のやるべきことがよりクリアになる、そして広報活動がより進化することで、今まで以上に経営に貢献できる存在になれると考えました。
幸いなことに、我々の出自であるプラップジャパンは、50年以上に渡って日本の広報業界を牽引してきたPR会社であり、そこには暗黙知として多くの知見が眠っていました。
我々はそれを丁寧に掘り起こし、その暗黙知をデジタルプラットフォームに落とし込み、より多くの広報担当者の業務を自動化・効率化・透明化するというチャレンジを実現するために、COOの雨宮とともにプラップノードという会社を立ち上げました。
そして作り上げた「PRオートメーション」というツールを活用し、多くの企業広報担当者の業務を楽に・楽しいものに変えていきたいと考えています。
代表取締役 CEO 渡辺 幸光
会社概要
会社名 | プラップノード株式会社 |
事業内容 | デジタルコミュニケーション領域におけるソリューション提供 |
代表取締役 | 渡辺 幸光 |
資本金 | 2億円(資本準備金を含む) |
所在地 | 104-0061 東京都中央区銀座7-16-12 G-7ビルディング9階 Google Map |
主な株主 | 株式会社プラップジャパン86%、株式会社ショーケース14% |
設立 | 2020年3月2日 |
取締役 | 渡辺 幸光(CEO) 雨宮 寛二(COO) 鈴木 勇夫 三輪一生 |
監査役 | 飛澤 正人 平野井 順一 |